栃の葉

11月の工事記録

11月の工事報告の続きです。

半年振りに足場が外れました。今まで見えなかった玄関入り口の全貌が見えて思わずシャッターを連射。迫力ある構えに仕上がってきました。玄関正面には寺紋の彫刻がつけられております。

本堂大間東側窓より撮影。玄関から書院縁側にかけての外壁の腰は米ヒバの羽目板張りです。

駐車場側から見た書院。外壁の腰は米ヒバの下見板張り。雨に濡れれば膨張し、天気の良い日は壁下地を通風し乾燥するという機能を持っているようです。日本建築には匠の英知が詰まっていると改めて関心致しました。

玄関内部。正面壁に棚が作られているところです。

男性用東司(お手洗い)。腰はカラマツの縁甲板縦張り仕上げ。このときは壁に臭いを吸収するといわれる珪藻土を塗っていくところです。

玄関廊下の様子。床板を敷く前に湿気が上がらないようにシートのようなものを貼っておりました。

米ヒバの拭板張りの作業をされているところを撮影。

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