栃の葉

お盆のお参りについて

 

  13日の「迎え盆」には、 書院にて「勧請札」をお渡しいたします。この御札はご先祖様をお迎えする依り代(=拠り所として宿る御札)になります。そちらをお持ちになってお墓参りをし、ご先祖様をお迎えして盆棚(用意できなければお仏壇)にお祀りします。

16日は「送り盆」です。当日、「勧請札」をご持参頂き本堂にお参り、お塔婆を頂きます。お墓でご先祖様をお送りする際にはお線香をお供えする際に「勧請札」をお焚きして送り火をして下さい。尚、以前は、お檀家各家に伺いお経をおあげする棚経を行っておりましたが、現在は新盆各家のみ伺い懇ろにご供養を致しております。新盆にあたらないご当家への棚経は、春・秋のお彼岸(春分、秋分を境として前後一週間の期間)にお伺いしております。ご希望の方は、お彼岸前にお寺にご連絡ください。

一年そしてまた一年、時が過ぎるのは早いものですが、お盆という行事を通して、大切な故人をはじめご先祖様に向き合うことで、気付かされる事があるものです。皆様もお墓参りに向かう際にご先祖様や、多くの命に感謝し本堂前で手を合わせていただけたら幸いです。

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