栃の葉

木材検査~霞ヶ浦工場~

 

今回の書院新築工事では大量の木材を用いますが、建物に利用される木材が適当かどうかを確認するため使用木材製品検査に行ってまいりました。今回、見学した工場は㈱本田の霞ヶ浦工場(小美玉市)で主に利用される米ヒバやヒノキ、マツの品質確認であり、住職、設計事務所、現場監督、建設委員数名が参加を致しました。

 

工場に足を踏み入れて一番最初に目にした大きな欅の大木。参加者一同目を丸く致しました。

大量の木材が広大な敷地に貯蔵されており視察するにも一苦労です。

 

 

 

また、検査の終了後、今回建物の一部で使用する木材加工プレーカットの工場(鉾田市)の視察と検査、及び今回書院の大工工事を担当する大工が施工した曹洞宗安祥寺(鉾田市)に依頼をして建物の見学をさせて頂きました。

プレーカット工場の視察では、機械による製材が行われており、人力では到底実現出来ない速度で木材が加工されておりました。

鉾田の安祥寺様は歴史が古く、本尊様の厳かな佇まいに息を飲むほどでした。今回見学をさせていただいた客殿や境内も整っていて色々と参考にさせていただきました。

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