栃の葉

擁壁工事途中経過

正源寺新書院裏手にはなだらかな土手が広がっております。昔は竹林が広がっていた場所であり、現在は樹木で覆い茂っている場所です。

今回の工事計画では、土地面積が狭く、この土手を削り取らなければならないため、擁壁を作ることになっております。しかし、基礎工事を行なってからではこの土手の擁壁工事を行えなくなってしまう為、、基礎工事前に先行して行うことになりました。

 

まず、鉄筋コンクリート製の擁壁を作るため配筋を廻らします。

 配筋を施した部分の外側に板塀を作り、その外側に耐圧補強を施します。

 

板塀と板塀の間にセメントを流し込みます。コンクリートの固まり具合をはかりながら慎重に流し込みます。

コンクリートを流し込む作業と同時進行で竹竿でコンクリートを押し込み、槌で下に落とし込む作業を行います。型に入れられたコンクリートは3~4日程で完全に固まるとのことです。

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